【プログラミング】Webシステムとクライアントサーバシステムの違いがわからない【専門家と話ができる】

Webシステムとクライアントサーバシステムの違いがわからない。
詳しい人に質問したいけど、今さらこんな初歩的なことを聞いて白い目で見られないか心配だ。
せめてシステムの違いと特徴を理解して、専門知識が持っているようになっておきたい。
そんな方に向けた記事です。

本記事の内容
・Webシステムとクライアントサーバシステム
・システムの特徴
・明日からどうしたらよいか

■Webシステムとクライアントサーバシステム

「最近、プログラミングを学び始めたんだ」
「おぉ、それはいいね」
「本を買ったりネットで調べたりしているんだけど、よく目にするWebシステムとかクライアントサーバ
システムって実際何が違うのかがよくわからないんだ」
「システムの違いがわからないと、専門家が言っていることについていけないよね」
「そうなんですよ。聞いてみたいんですけど、今さらそんな基礎的なことを聞くの?って目で見られてしまうのが
怖くて聞けないんです」
「せめてシステム毎の違いとか特徴は理解しておいた方がいいね」

プログラミングの勉強を始めると、そのプログラミング言語の使い方とか、処理ロジックばかりを勉強することに
なりがちです。

もちろん、それはできるようにならないといけないのですが、ちょっと立ち止まって考えてみましょう。

そもそも自分が作っているプログラムがどのようなシステムで使われているものなのか。

システムの種類や分類はさまざまな方法がありますが、とりあえず今一番使われている2つのシステムの種類について見ていくことにしましょう。

システムを表す言葉でよく使われる「Webシステム」があります。
また、似たような言葉で「クライアントサーバシステム」もあります。

この2つのシステムの違いは何でしょうか。

「そんなことはわかっているよ」という方はこの先は読まなくてもよいかと思います。

「いや~、ちょっとわからないです・・・」という方、ぜひ読み進めてください。

■システムの特徴

Webシステムとクライアントサーバのシステムの違いと特徴を説明する前に、少し前段の話をしましょう。

パソコンが世の中に広く一般的に普及する前は、コンピュータと言えば大型の汎用機、俗にいうホストコンピュータのことでした。

ホストコンピュータを使ったシステムは「集中型システム」と呼ばれ、処理はすべてホストコンピュータ上で行われていました。すべての処理をホストコンピュータで行うため、「集中型」と呼ばれていたのです。

ちなみに、ホストコンピュータを操作するものを「端末」と呼びます。

端末と言っても、見た目は今でいうパソコンです。端末とパソコンは何が違うのでしょうか。

パソコンは昔からあったものの、使っている人はマニアックな人たちでした。

パソコンを普通の人が使うようになったのは、1995年に発売されたWindows95がきっかけです。

それまでパソコンは、今のようにアイコンをクリックして・・・というものではなく、すべてコマンド(文字だけで
処理を指示する方法)による操作でした。

そのためパソコンを使っているのは、一部のマニアックなヲタクの人たちに限定されていました。

それがWindows95の登場により(Macはすでにありましたが・・・)、アイコンをクリックして操作する、いわゆるGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)により普通の人がパソコンを操作することが容易になったのです。

(パソコンが流行りだす前は、ワードプロセッサー、通称「ワープロ」が書類を作成するのに使われていました。
ワープロはもっぱら文字を打って、書類を作成するだけだったのに対し、パソコンは使うソフトを変えれば、書類作成以外のいろいろな処理ができました)

パソコンは、基本的に単体で動かすことから「スタンドアロンシステム」と呼ばれています。
(ネットワークにはつながっていない状態で利用するものと思ってください)

コンピュータの進化により小型化が進むとともに、ホストコンピュータのように一か所で集中的に処理する方法とは違う方法が開発されました。

それが「クライアントサーバシステム」です。

クライアントサーバシステムは処理を一か所ですべて行うのではなく、処理毎にコンピュータを分けて負荷を分散する方法です。

処理を依頼する「クライアント」と処理を行い結果を返す「サーバ」から構成されるため、「クライアントサーバシステム」と呼ばれるのです。

クライアントサーバシステムが出始めたころにはインターネットは存在していたのですが、まだまだネットワークの処理速度が遅くサービス料金も高かったため、インターネットを経由するシステムはほとんどなく、クライアントサーバ
システムといえば会社内で利用するシステムに限定されていました。

その後、ネットワークの処理速度の向上と低価格化によりインターネットが急速に普及し、インターネットを介したシステムが構築されるようになりました。

それが「Webシステム」です。

Webシステムはインターネットを経由するクライアントサーバシステムのことなのです。

Webシステムではクライアントのアプリケーションとして「ブラウザ」が使われています。

サーバは処理ごとにわかれていますから、メールサーバ、アプリケーションサーバ、データベースサーバ、などがあります。

Webシステムの技術を使って構築された会社内のネットワークを通常「イントラネット」と呼びます。

集中型システム → スタンドアロンシステム → クライアントサーバシステム → Webシステム とシステムの移り変わりを見てきました。

こうした移り変わりを理解しておくと、なぜクライアントサーバシステムがあるのか、Webシステムはどういう経路で生みだされたものなのか、といったことがわかり、ただプログラミングを学んだ人よりは理解度の厚みが格段に深まります。

■明日からどうしたらよいか

プログラミングをスキルとして身につけようとしている方は、ぜひプログラミング言語だけにとどまらず、システム全体のことや過去からの歴史も理解するようにしてください。

「プログラミングに直接関係ないことじゃん」
「使うことのない知識をインプットするなんて時間の無駄」
と考えている方がいるかもしれませんが、できれば考えを改めてください。

仕事を発注する側に立った場合、システムのことをよく理解している人と理解していない人では、あなたはどちらの人に仕事を依頼したいですか。

答えは明らかですよね。

今すぐ、理解を深めてきましょう。


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