■結論
プログラマーに必要なスキルはプログラミンができることだと認識されている。
もちろんプログラマーである限りはそもそもプログラミングができないとプログラマーとは言えない。
ただ実際のシステム開発で求められるスキルや重宝されるスキルはプログラミングスキルだけではない。
そもそもプログラムを作成する目的はお客さんの問題・課題を解決するため。
であるならば、そのお客さんの問題・課題をキチンと正確に理解して、それを解決するためのシステムやプログラムでないと意味がない。
ただただお客さんの言っている要求をプログラミングするだけであれば、それだけの人。
お客さんの言っていることをちゃんと理解し、お客さんの問題や課題が言われた要求で解決できるのか、を考えないといけない。
言われた通りにプログラミングする人はたくさんいるけど、お客さんの問題・課題を正確に理解し、最善の方法でシステム化できる人は本当に少ない。
■ツイート内容
プログラミング初心者は、プログラム言語のルールや命令を理解して覚えればプログラムを作ることができると考えているかもしれない。
でも実際プログラマーとして仕事をするにはそれ以外の知識や言葉を知らないといけない。
関係する人たちと会話ができないとプログラムを完成させることはむずかしい。
プログラマーやシステムエンジニアって、お客さんの要求を理解してシステム化しないといけない。
プログラム作ることより、お客さんの要求を理解する力の方が重要だったりする。
お客さんはシステムのことわかってないことが多いからどうシステム化していくかはエンジニアの腕次第。
■根拠
世の中でプログラマーになりたい人が増えているようで、YouTubeなどでもいろいろな方がプログラミングの解説をしている。
確かにプログラマーを仕事にするならばそもそもプログラミンができないダメなのはその通りなんですが、それさえできればもうあとは何もいらないかのような風潮はこれからプログラマーを目指す人たちをミスリードしてしまうのではないかと危惧している。
プログラマー=コーダー、だとするならばそれでも全然問題はない。
でも今どきのプログラマーってコーダーの役割だけを期待されている訳ではない。
まさにお客さんの問題・課題をすぐ解決するためにシステム化を求められているので、何よりもスピードが求められる。
お客さんはシステムのことを詳しいわけではないので、自分たちの問題・課題をどのようにシステム化することで解決できるのか、ちゃんと言語化できない。
であるならば、プログラマー、もしくはシステムエンジニアがお客さんの問題・課題をちゃんと把握・理解して、ちゃんとシステム化・プログラミングをしないといけない。
ただ、プログラムが作れればいいというわけではないのが、実際の現場での状況。
プログラミングができるというだけではシステム開発の現場では通用しづらい。というより通用しない。
本当に必要なスキルとはプログラミングよりもお客さんの要求をちゃんとシステム化することで解決できること。
そこをちゃんと教えるべき。