■結論
プログラミングスキルを身につけてプログラマーに転職しようとする人がたくさんいる。
転職の際にポートフォリオを用意し、自分のスキルをアピールする。
ポートフォリオを作成することばかりを重視しすぎている。
プログラマーということは少なくともIT業界に就職することになるので、IT業界では常識的な用語を理解していなかったりすると、そもそもこの人は大丈夫なのか?という疑問が面接官の頭に浮かんでくる。
プログラマーはプログラミングさえできれば大丈夫ということは決してない。
■ツイート内容
ポートフォリオ作成も重要だけど、会話の最中に基礎用語が?になってると、この人大丈夫かな?ってなる。
IPアドレスとかDMZとかアジャイル開発とか、プログラミングに直接関わらない用語でもわかるようにしておいたほうがよい。
IT業界にいる人なら常識のことがわからないと後々メッチャ苦労する。
プログラマーに転職しようと考えている人は、相当の覚悟をもっておいたほうがよい。
時間にしばられないとか、どこでも働けるといったプラス面ばかり焦点があたってるけど、実態はお客さんから無茶な要求だったり、コロコロ仕様が変わったり、お金に見合わない仕事やらされたり、普通にあるから。
■根拠
IT業界での中途採用の求人は基本経験者を採用する。
それはそうだ。何もわざわざ未経験の人を雇うメリットがないから。
自分が採用担当者になってみれば、すぐわかる。
わざわざ未経験の人を入れたいと思うだろうか。
ではどうしたらよいだろうか。
やはり何らかの実績が必要となる。
その際、ポートフォリオがあった方が説得力が増す。
プラス基本的な知識を持っていることを示すために、資格もあるとよい。
情報処理試験というのは、基本的な用語やシステムの仕組みなどの理解度を問う問題なので、資格を持っているということは知識は持っているという証明になる。
また、資格の勉強をすることで、用語や仕組みの理解ができるという利点がある。
よく資格など持たなくてもよい。スキルさえあれば転職できる。という論調があるが、そのスキルは基本的なことがわかっているよね?という前提の上での話だ。
ウォーターフォール開発って何ですか?みたいな人が会社に入ってきて、チームで開発する業務に関われるのか?
経験者を採用するというのは、そういった実務経験が既にあり、常識的なことは理解しているという安心感があるからだ。
新卒の新入社員ならまだしも、中途採用で採る人に一から教えているほどシステム会社に余裕はない。
未経験で中途採用で転職するなら、現職の業務にITの知識・経験を掛け合わせることをアピールポイントにするとよい。
単純なスキルの比較だけだったら、経験者にはかなわないんだから。