【仕事】部分最適と全体最適

■結論

大きな会社では業務の担当は細かく分割されている。

それぞれの担当組織や担当者は自分の責任範囲をしっかり管理し対応する。

そうした中で大きな問題となることがある。

それぞれの担当者は自分の担当範囲しか見なくなるということだ。

個々の業務での問題や課題は、自分の責任範囲内でのみ対応方法を考える。

それにより、その範囲内での問題課題は解決できるかもしれないが、そうした対応が積み重なってくると全体としてみた場合、非効率であったり、無駄なコストがかかっていたりすることがある。

担当者は常に自分の責任範囲内でのみ起きている事象の問題課題を解決しようとするため、部分最適となり、目先の対応としては正しいが中長期的にはより大きな問題課題を抱えることとなる。

結果、どこかの時点で整合性が取れなくなり、根本的かつ重大な問題課題が起きることになる。

■ツイート内容

会社内ではみんな自分の担当業務しか見ていない。
大きな会社になればなるほど役割分担が徹底されていて自分の守備範囲が決まっている。
少しでも自分の担当範囲を超えた部分については自分の責任範囲外として関わろうとしない。
その結果、自分の守備範囲の問題課題の解決だけをするようになる。

つまり部分最適の状態がアチコチにできあがり、全体としてみればいびつな状態で問題ありとなってしまう。
全体最適を目指そうとすると、あらゆるところから反対や意見や注文が噴出し、先に進まない。
全体最適は常に先送りされ、どうにもならなくなって初めて解決に向けて動きだす。
アホ過ぎる。

■根拠

会社内での評価として目の前の問題課題を解決すると評価され、中長期的に対応しないと解決できないものは目先の成果が出ないため評価されない傾向がある。

そうして評価方法も目先に対応に走る要因になる。

また、中長期的に問題となることが分かった者が、正面からそうした問題に取り組むかといえば、取り組むことはまれである。

問題課題の解決は難しく、評価もされないとなれば、誰が火中の栗を拾うだろうか。

スルーするか、問題が発生するまで手を出さないか、どちらかの選択をするはずである。

仮に、その問題課題を取り組むとしても、またそれはそれで各関係者からの反発される。余計なことはするな!と。

最終的にはどうにもならなくなって初めてその問題課題を解決することに着手することになる。

もっと初期の段階で対応しておけば、対応工数も対応費用も少なくて済んだはずなのに・・・である。

大きな会社は大きなパワーを生み出すが、こうした問題課題を常にはらんでいるので、大いなるムダを毎年垂れ流すことになる。

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