インターネットを利用する際に、情報漏えいや改ざんは心配ですよね。
では、それらを防ぐためにはどうしたらよいのでしょうか。
インターネット上で通信をするというのは、データのやり取りをしていることと同じ意味です。
パケットと呼ばれる単位のデータに分割され、そのデータを送ったり受け取ったりして、あなたのパソコンとサーバがつながっているのです。
データをやり取りしていますから、途中でそのデータが盗まれたり(情報漏えい)、書き換えられたり(改ざん)するとマズいわけです。
通常、何もしないとパケットは第三者が盗んだり書き換えたりできてしまいますので、対策が必要になります。
その対策がデータを暗号化して送ることです。
あなたがどこかのサイトを見ている時、暗号化されているかどうかを見分けるにはどうしたらよいでしょうか。
その見分け方は、ブラウザ上の左上のURLのところにあります。
「https://」となっていれば、暗号化されたデータでやり取りしているサイトになります。
一方「http://」とsが付かないサイトは暗号化されていない状態でやり取りしていますので、盗聴されたり書き換えられたりする可能性が高いサイトになります。
HTTPS(HyperText Transfer Protocol Secure)
HTTP (HyperText Transfer Protocol)
HTTPSは通信にSSL(Secure Sockets Layer)という方式で暗号化された状態のものです。
※SSLは現在、TLS(Transport Layer Security)という方式にバージョンが上がっていますが、SSLと呼ぶことが一般的です。
個人情報(名前や住所など)やクレジットカード番号、パスワードを入力する場合は、暗号化された通信をするサイト(「https://」でつながっているサイト)であることを確認しておきましょう。
少なくともデータを盗聴されたり書き換えられたりすることはありません。