プログラマー35歳限界説は本当か?
システムエンジニア35歳限界説は本当か?
この記事はこんな疑問にお答えします。
本記事の内容
・プログラマー35歳限界説とは?
・実際のところはどうなのか
・年を取ってからでも十分可能
■プログラマー35歳限界説とは?
「プログラマー35歳限界説ってあるよね」
「昔から、そう言われているね。システムエンジニア35歳限界説ってのもあるね」
「実際のところ、どうなんだろうか」
僕が会社に入ったころの訳30年前から、プログラマー35歳限界説は存在していました。
以下の3点が限界説の根拠です。
・新しい技術をキャッチアップしていけなくなる
・体力的に耐えられない
・単価が合わなくなる
順番に見ていきましょう。
・新しい技術をキャッチアップしていけなくなる
この根拠は僕も思っていました。
ITの世界は日進月歩で変化しており、その変化を常にキャッチアップしていくことは難しいと当時から言われていました。
実際、世の中が劇的に変わっていきました。
この30年間ほど、世の中が変わった時期もないのではないか、と思うくらいです。
スマートフォンはもちろんのこと、パソコンという存在だって浸透していなかった時代です。
プログラマーとかシステムエンジニアって、本当に超専門職で、特殊な世界だと思っていましたし、世の中もそう見ていました。
当時はコンピュータと言えば、ホストコンピュータのことを指していて、その後Windows95の発売でパソコンが普及していって、インターネットが出てきて・・・と次から次へとテクノロジーが進化していったので、僕はついていけないかもと漠然と思ってました(思い込んでました)。
特に理解できなかったのが、オブジェクト指向の考え方でした(今でも完全には理解できていないかも・・・ですが)。
35歳限界説の一番説得力あるものはこの新しい技術をキャッチアップしていけなくなる、じゃないかと思います。
・体力的に耐えられない
これは昔・・・今もかもしれませんが、システム開発の現場は残業が当たり前で、遅れが出てくると土日祝日出勤は当たり前の世界でした。
毎日夜遅くまで、終電だったり、深夜タクシーで帰ったり・・・と、体力的にキツイ職場でした。
これを35歳過ぎて、40代・50代と続いていくのかと思うと、「ちょっと無理だなぁ・・・」とよく思ったものです。
体力勝負で若いからできる!という雰囲気はありました。
年齢と共に体力は当然衰えていくので、それに抗うのは難しいと思うのは自然な考え方かとも思います。
・単価が合わなくなる
やはり年齢が上がってくると、若手と同じような給料で!というわけにはいかなくなります。
単価の高さは・・・
プロジェクトマネージャ > システムエンジニア > プログラマー
という順になっており、年齢と共に役割が変わっていかないと、給料も上がらないということになります。
このあたりは一般的な会社組織の中の構造と同じです。
マネジメント的な立場にならないと給料が上がらない仕組みになっているので、役職が上がるとともにプログラマーからは離れていく・・・そのため35歳限界説が生まれたのかもしれません。
■実際のところはどうなのか
では、実際のところどうなのか、について書いていきます。
僕自身の経験を基に話します。
結論から言うと、35歳限界説は真実ではないですね。
50歳を超えてから、Webシステムの勉強をし直して、それなりに身についているのでまったく限界などないと考えた方が良いと思います。
むしろ、いろいろな社会経験をしてきた人がプログラミングを学ぶと良いサービスやシステムを作れるように思います。
年齢よりもむしろ、物事の道理が理解できないと難しいと僕は思います。
ぶっちゃけて言いますと、物事の道理がわかっていない人ばかりですからね会社の中って。
そういう人がプログラミングの技法を理解してコーディングしても、ひどいプログラムができるだけ(バグだらけの)。
そういうことになります。
20代でも頭が凝り固まった人や論理的に考えれられない人、つまり物事の道理が通じない人はプログラミングを身につけるのは難しいと思います。

■年を取ってからでも十分可能
結論は既に言ってしまっていますが、「年を取ってからでも全然問題なし!」です。
35歳を超えても十分に対応できます。
正直、限界説なんて無視してよいです。
何歳からでもできるし、社会での経験も活かすことができるし、全く問題ないです。
むしろ僕がそうだったように、その根拠のあまりない限界説を信じてしまって、自分で限界を決めてしまうことの方が問題です。
よく言われるように、「自分の限界を決めているのは自分自身だ!」ということです。
プライドとか、意固地になるとか、頑固になるとか、年下に頭を下げられないとか、そういう訳のわからないことで自分自身で言い訳を用意して勝手に限界があると信じてしまうと、本当にそうなってしまいます。
僕の今の目標は、プログラミングを身につけて、どんどん仕事をして、世の中に
価値を提供していくことです。
プログラミングも難しいイメージがあるかもしれませんが、実際やってみると、案外できるものですよ。
楽ではないと思いますが、やるべきことはシンプルなので、自分を信じることができればあるレベルまでは到達できるはずです。
35歳限界説など吹き飛ばして一緒に頑張っていきましょう。
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